「GIGAスクール構想」対応モデルと同じ仕様という謳い文句の11.6型ノートパソコンです。小型で頑丈、タッチパネル採用という本モデルですが・・・
機種名 | TravelMate Spin B3 TMB311R-31-F14P2 |
OS | Windows10 Pro |
CPU | Celeron N4020 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | IPS11.6インチ 1366×768 タッチパネル |
ストレージ | eMMC 64GB |
サイズ | 295×20.99×215 mm 1.46kg |
バッテリー持続時間 | 12時間 |
オフィス | なし |
「GIGAスクール構想」対応モデルと同じ仕様を採用したタブレットとしても使えるノートパソコン
11.6インチとコンパクトなサイズ感に反して1.46kgとやや重めのノートパソコンです。
というのも、GIGAスクール構想の基準に準拠しており軽さよりも頑丈さを重視したモデルだからです。
液晶部分もゴリラガラスを採用したタッチパネル付きで、タブレット風に使うことも可能です。
お子さんが乱暴に扱っても大丈夫そうな点は嬉しいポイントですが、性能面での注意は必要なパソコンです。
性能はとにかく低めでストレージ容量に注意
処理性能はかなり低めで、メモリの4GBと控えめ。
ネットを見たり、ExcelなどのOffice作業(要別途購入)は一応こなせそうですが、それでもストレスを感じることがあるでしょう。
色々ソフトを同時に立ち上げるのは間違いなく厳しいです。
ストレージが一般にSSDより遅いとされるeMMCで、ストレージ容量が64GBと必要最小限なのも気になる点。
少なくともあれこれアプリ入れるのには向いてなさそうですね。
画面はやや小さめなので快適さにはかけるので、自宅で短時間使う人向けって感じでしょうか。
液晶は高画質とされるIPS。視野角が広い(斜めからみた時も色が綺麗に見える)ので動画鑑賞などにも向いてるのですが、ちょっと画面の小ささに物足りなさを感じるかもしれません。
基本的にはあまりオススメしないが・・・
「GIGAスクール構想」対応モデルというと人によっては聞こえがいいかもしれませんが、ちょっと頑丈なことを除けばタッチパネル付きの性能の低いパソコンです。
同型のパソコンが良ければ、値段は1万ほど高くはなりますが、同時期に発売されているASUS B1100FKAを個人的には推しておきたいです。
こちらも決して高性能ではないですが、CPU性能がわずかながら高いのと、なんといってもストレージが倍の128GBという差は長期的な利用を考えた時にはかなり重要です。何気に筆圧感知のペンもついてきます。
一応、本製品の方が
- 「Corning社製Gorilla Glass」を採用している旨の記載がある
- 液晶に視野角の広いIPS液晶が採用されてる
- 1万円ほど安価
などの点では優れてますので一長一短あるとも言えるのですが、容量の差が何者にも変え難いところがあるのでよほど割り切って使える人以外はASUS B1100FKAの方をお勧めしておきます。
機種名 | TravelMate Spin B3 TMB311R-31-F14P2 | ASUS B1100FKA (B1100FKA-BP0482RA) |
OS | Windows10 Pro | Windows 10 Pro Education |
CPU | Celeron N4020 | Celeron N4500 |
Passmarkスコア | 1620 | 1967 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ディスプレイ | IPS11.6インチ 1366×768 | TFT11.6インチ 1366×768 |
ストレージ | eMMC 64GB | eMMC 128GB |
サイズ | 295×20.99×215 mm 1.46kg | 幅294.6mm×奥行き204.9mm×高さ20.0mm 1.4kg |
バッテリー持続時間 | 12時間 | 10.7時間 |
オフィス | なし | なし |
ASUS B1100FKAについては別の記事にまとめています。
TravelMateについては今はビッグカメラ.comなどで販売されてる模様です。
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