
2024年12月6日23時59分まで開催中のブラックフライデーで、パソコンが欲しいけど予算は限られるし何を買って良いかわからないという人のために、10万以下のものに絞っておすすめ商品をピックアップしてまとめました。
Amazonのセールイベント
ブラックフライデーは期間を区切って大々的に行われるタイムセール祭りの1つです。
毎月ではないですが、高頻度で開催されてるお買い得品購入のチャンスです。
種類としては通常のタイムセール祭りの他、初売りセール、6〜7月頃に行われるプライムデー、11〜12月に行われるAmazonブラックフライデー、サイバーマンデーなどがあります。
Amazon整備済み品(Amazon Renewed)について
タイムセール品の中にAmazon整備済み品(Amazon Renewed)というものが出てくることがありますが、少し特殊な立ち位置の商品です。Amazonのページによると以下の通り。
Amazon整備済み品として出品された商品は、Amazonが定める品質基準をクリアし一定の販売実績がある認定出品者(Apple認定業者とは異なります)により、正常に機能するかどうかの動作確認がなされています。Amazon認定出品者は、資格のあるメーカーまたは専門の第三者リサイクル業者であり、Amazon整備済み品を継続的に販売するための厳格な基準を満たしています。
整備プロセスには、全項目診断、欠陥部品の交換、徹底的なクリーニングと検査プロセス、および再梱包が含まれます。Amazon整備済み品は正常に機能し、以下「非常に良い」「良い」「可」のうちのいずれかのコンディションに分類の上、販売されます。
Amazon整備済み品について
簡単に言えばAmazonが認めたリサイクル業者による状態の良い中品パソコンとスマートフォン、といったところでしょうか。
お得な商品も多いですが、コンディションに気をつける必要もあるし、性能面での良し悪しの見分け方が難しいです。残念ながら初心者の方を騙すような商品も中には存在します。初心者が安易に自分の判断で買うのは避けた方が良いでしょう。
詳しくは別の記事にまとめてますが、ポイントを下記に書いておきます。
- 付属するMicrosoft Officeは非正規品で突如使えなくなることがあります。安価でMicrosoft Officeが付属するものは怪しむべき(互換製品のWPS Officeは大丈夫)。
- 新品と比べた時、性能面で越えられない壁はありますが価格の安さがメリット。
- 激安のWindows 11パソコンは、Microsoftが認定していない方法で設定されている場合があり注意。
セール品Windowsノートパソコン
Windowsノートパソコンの中から10万円以内のセール品に絞って情報を集めました。
購入される方の参考になれば幸いです。
パソコンの速い・遅いに大きく影響するCPUの計算速度を評価値です。
当サイトではPassMarkという検査ツールの値を目安としています。基本的には数字が大きいほど高性能です。
~5,000 | 今から購入するならできるだけ避けたい性能。 ネット閲覧・軽めのExcel/Word作業・ブログ編集などなら一応できる。Zoomミーティングが厳しい場面も。 |
5,001〜7,000 | 性能重視で選ぶ場合もできるだけ5,000以上を目安に選びたい。 ExcelやWord、Zoom会議などは一応普通にできる。 |
7,001~9,999 | 動画視聴、資料作成など通常用途であればストレスは感じない。 PhotoShopなどを用いた軽めの写真加工も行える。 |
10,000〜 | 動画視聴、資料作成、簡単な画像加工など通常用途の範囲は余裕でこなせる。 複数のソフトを同時起動しての作業や、動画編集やゲームなど高負荷の作業も視野に入ってくる。 |
スコアに対する目安はWindows向けの内容です
【約8.8万円】スペック重視なら!Office付属15.6型 FMV LIFEBOOK WAA/J1
約8.8万円の15.6インチノートPCです。ハイスペックPCなので汎用的に使うことができ、資料作成やウェブサイト閲覧、動画視聴などはもちろん余裕。ちょっとした動画編集もこなせるスペックを持っています。Office Home and Business 2021が付属します。
レビューで最初の1年目のみが無料とのコメントがありますが、おそらく同梱のOffice365と混同した勘違いであろうという意見を確認しています。
また、やや大型で持ち運びには向かないサイズ感・重量なので携帯性重視の人には向かないかも。

動作も非常にスムーズ。キーボードも違和感なく、買ってよかったです。
機種名 | FMV LIFEBOOK WAA/J1 |
OS | Windows11 Home |
CPU | Ryzen 5 5500U |
Passmarkスコア | 13065 |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ | 15.6インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 512GB |
サイズ | 361×244×27mm 2kg |
バッテリー持続時間 | 10.3時間 |
オフィス | Microsoft Office 2021; |
参考価格(2024/11/29時点) | 87,840円 |
【約7.5万円】14.0インチ Lenovo ノートパソコン IdeaPad Slim 3
約7.5万円の14.0インチノートPCです。資料作成やウェブサイト閲覧、動画視聴は十分こなせるクラスのPCです。
ちょっとした動画編集などにも使えそうな性能です。価格を考えるとかなりコスパの良い1台です。前述のPCに比べると一回り小さく、持ち運びがしやすいのもポイントです。
Officeは付属しないので別途用意が必要です。

色味が落ち着いていて気に入っています。起動が非常に速く、10秒以内で操作可能。バッテリーも長持ちで、これからも長く使えそう!
ただ、高負荷時には排熱が追いついてない印象があります。
機種名 | Lenovo IdeaPad Slim 3 |
OS | Windows11 Home |
CPU | Core i5-12450H |
Passmarkスコア | 17164 |
メモリ | 16GB |
ディスプレイ | IPS15.6インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 512GB |
サイズ | 約 324.3×213.8×17.9mm 1.34kg |
バッテリー持続時間 | 15.4時間 |
オフィス | なし |
参考価格(2024/11/29時点) | 75,000円 |
【約5.5万円】15.6インチノートパソコンDell Inspiron 15 3520
約5.5万円の15.6インチノートPCです。資料作成やウェブサイト閲覧、動画視聴は十分こなせるクラスのPCです。
ポイントは抑えた性能ですが、ちょっとした動画編集やゲームはちょっときびしいかも。価格を考えるとかなりコスパの良い1台です。
機種名 | Dell Inspiron 15 3520 |
OS | Windows11 Home |
CPU | Core i3-1215U |
Passmarkスコア | 11040 |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | IPS15.6インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 512GB |
サイズ | 35.9長さ x 2.1幅 x 23.6厚み cm 1.7kg |
オフィス | なし |
参考価格(2024/11/29時点) | 54,800円 |
【約2万円】費用を抑えたい方向け13.3インチ 東芝dynabook R63
中古品で性能は最低ラインですが、その中でも第8世代Core i5を搭載しており、コスパは悪くないPCです。Webサイトをみたり動画を見たりする程度であれば問題なく使えるでしょう。
整備済み品ですがバッテリーの持ちはあまり期待しない方がよいです。
Microsoft Office2019が付属しますがこの価格帯の場合非正規品の場合があるので購入は自己責任で。
機種名 | 東芝dynabook R63 |
OS | Windows 11 |
CPU | Core i5-8250U |
Passmarkスコア | 5885 |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | 13.3インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 128GB |
サイズ | 約31.6×22.7×1.6cm 1.21kg |
オフィス | Microsoft Office 2019 |
参考価格(2024/11/29時点) | 18,600円 |
ここでは紹介しませんが、予算が限られる場合はN100というCPUが搭載されたWindowsノートパソコンも優秀です。詳しくは別の記事で紹介しています。Intel N100ノートPC性能調査・比較!このPC買って良いの?
セール品Chromebook
Chromebookは、Windowsの代わりにChromeOSというOSが動作してるノートパソコンです。色々違いはありますが、ブラウザ(Google Chrome)の利用に特化していることが大きな特徴です。
低価格帯のモデルでも比較的快適に使えるのと、Android向けアプリのインストールが可能なのが特徴。一方、SteamのゲームなどWindowsアプリは原則インストールできません。
用途が限られる分、低価格帯のモデルが多いです。
ゲームや資料作成などはあまりせず、スマホよりも大きい画面でウェブサイトやYouTubeなどをみたいような方におすすめのパソコンです。
【約3万円】Lenovo Chromebook クロームブック IdeaPad Flex 3i Gen8
性能面では大きく取り立てる所のない標準的なChromebookですが、タッチ対応でバッテリーの持ちも良いので、ChromeOSの特徴を許容できるのであれば持ち出し用のノートPCとして悪く無い選択肢です。

動画・音楽再生、文書作成、ウェブブラウジング、電子書籍読みなら問題なし。
タブレット型も便利で、キーボードも使いやすい。たまに音が小さくなることもあるけど、そこまで気にならないし、コスパの良さがを考えれば十分魅力的。
ただし、マルチタスクや重いサイト・アプリは苦手。画面クオリティやキーボード感触は個々の感じ方次第だけど、サブ機としてならおすすめ。
機種名 | クロームブック IdeaPad Flex 3i Gen8 |
OS | ChromeOS |
CPU | N100 |
Passmarkスコア | 5634 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | IPS12.2インチ 1920×1200 タッチパネル |
ストレージ | eMMC 64GB |
サイズ | 約 284x210x18.4mm 1.25kg |
バッテリー持続時間 | 12時間 |
オフィス | なし |
参考価格(2024/11/29時点) | 29,800円 |
外部ディスプレイのススメ
ノートパソコンに外部ディスプレイを接続してみませんか?
ノートパソコンを使う際に、外部ディスプレイを導入することは必須ではありませんが、作業効率を大きく向上させる効果的なアイテムです。ノートパソコンの画面はキーボードと同じ高さに配置されるため、自然と視線が下向きになります。この姿勢は長時間続けると首や肩、背中に負担をかけることになり、身体の疲労を引き起こす原因となります。その問題を解決してくれるのが外部ディスプレイです。
外部ディスプレイを使うことで、画面の位置を目の高さに合わせることができ、自然な姿勢を保ちながら作業を進めることができます。これにより、身体的な負担を軽減し、より快適な作業環境を整えることが可能です。特に長時間の作業をする場合には、その効果を実感できるでしょう。
さらに、最近では1万円台から手に入る使いやすいディスプレイも多く、コストパフォーマンスの良い選択肢が増えています。
ただし、購入の際には接続方法に注意が必要です。外部ディスプレイにはHDMIやVGA、DisplayPortなどの接続方式があり、ノートパソコンの端子と互換性があるかを事前に確認することが大切です。端子が合わない場合、別途変換アダプターが必要になる場合もあるため、間違えないよう注意しましょう。
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