【4万円台】IRIEの2in1ノートFF-PCY1Bの強みは軽いことです

ノートパソコン情報
引用元:FFF SMART LIFE CONNECTED
さとこよ先生
さとこよ先生

IRIEシリーズからGIGAスクール構想の仕様に準拠した11.6インチの2in1ノートPCが登場します。実用性でいうと少々苦しそうなのが正直な感想です。

小型軽量、IPS液晶、タッチパネルなのが取り柄の2in1ノート

11.6インチと小ぶりで、1.094kgと軽量のノートPCです。
タッチパネル搭載でタブレット風にも使えます。

GIGAスクール仕様準拠パソコンですが、そもそものGIGAスクール仕様が”アレ”なので用途はかなり限られるノートパソコンという評価です。

期待してはいけない処理性能

処理性能は低めで、ネットを見たり、ExcelなどのOffice作業は一応こなせるレベル
重めの作業や、色々ソフトを立ち上げるのは厳しいでしょう。

CPUスコアと目安

CPUスコア: 1588

パソコンの速い・遅いに大きく影響するCPUの計算速度を評価値です。
当サイトではPassMarkという検査ツールの値を目安としています。基本的には数字が大きいほど高性能です。

1000~3000遅め。ネット閲覧・軽めのExcel/Word作業・ブログ編集などなら普通に使える。
多人数でのZoom会議は厳しい。
AtomやCeleronという名前のCPUは大体これ。
3001〜5000Excel/Wordの本格的なビジネス利用のスタートライン。
フルHD動画の再生も快適。
PhotoShopでの写真加工もできるがもっさりする場面も。
5001〜8000Zoom会議やPhotoShopでの写真加工も快適に行える。
8001~通常利用の範囲ではかなり快適。
複数のソフトを同時起動しての作業や、動画編集やゲームなど高負荷の作業も可能。

本体重量は軽いので、Excelなどのビジネス系の作業や出先でブログの執筆をしたいという人には向いているかも・・・ですが、軽量化のためかバッテリーの持ち時間が5時間というのが残念

ストレージが一般にSSDより遅いとされるeMMCなのも気になるポイントの一つ。
おまけに容量が64GBと必要最小限なのが厳しい。

携帯性は優れてるものの画面はやや小さいので、自宅でも長時間使うという人は気をつけましょう。

液晶は高画質とされるIPS。
視野角が広い(斜めからみた時も色が綺麗に見える)ので動画鑑賞などの発色を重視する使い方にはいいでしょう。

GIGAスクール構想仕様としてもちょっと心細い?強度面

全体的に「よくあるGIGAスクール構想仕様のPC」といったスペックです。
このPCに限らず一般流通してるパソコンと比べると性能的に見劣りしてしまうのが実際のところです。

また、この手のPCは防水や耐衝撃など「子供が利用する」ことを想定した強度を確保してる場合が多いのですが、今回のPCについてはそういった記載もないんですよね。

そう考えると、このパソコンでなければならないメリットがあまりないかも。

強度面が高い分、TravelMate Spin B3 TMB311R-31-F14P2の方を個人的にはお薦めします。
(当然そちらも性能は低い)

製品仕様とリンク

機種名FFF-PCY1B
OSWindows10 Pro
CPUCeleron N4020
Passmarkスコア1588
メモリ4GB
ディスプレイIPS11.6インチ
1366×768
タッチパネル
ストレージeMMC 64GB
サイズ約277.5*189.7*19.8 mm(突起部を除く)
1.094kg
バッテリー持続時間5.5時間
オフィスなし
参考価格(2021/12/08時点)42,800円

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