Amazonなどで最近みかけるNAT-KUというブランドのノートパソコンが気になったので調べてみました。
今から買うならWindows 11搭載でメモリやSSDも多い2022年モデルNK-4020Sをオススメします。
2024年3月追記)
この記事は、2021〜2022年ころの情報です。当時はコスパに優れたPCとして紹介しましたが、製品の大きなアップデートもないため近年登場したPCに劣る部分があります。記事としては残しておきますが、2024年時点では特段おすすめはしないPCです。
NAT-KUってよくわからない
楽天などを見ていると人気ランキングにNAT-KU PCという謎のパソコンを見かけることがあります。
NAT-KUで検索しても販売代理店のサイトなどがヒットするばかりで出どころがよくわからないです。
おそらく中国製だったりすると思うのですが、ソースが見つけられなかったので「中国製らしい」という回答でお茶を濁しておきます。
そ、それで済ませちゃうんだ・・・
キーボードの配置が英語キーボード寄りなので、少なくとも海外製ノートパソコンなのは間違い無いと思うよ。
とりあえず割と安くて軽量、でもちゃんとSSD搭載しててキーボードも日本語ということで良さげな雰囲気を感じます。
2022年1月現在、Amazonで検索すると5機種がヒットします。
- 10.1インチ2021年モデル NK-4020T
- 13.3インチ2022年モデル NK-4020S
- 14.1インチ2021年モデル NK-4020
- 14.1インチ旧モデル NK-3350(Amazonでは販売終了?)
- 15.6インチ旧モデル NK-3450
15.6インチ モデルNK3450Bの実機レビュー
15.6インチ モデルNK3450Bを入手したので実機チェックもしてみました。
※今回は中古品なので若干付属品などに違いがあるかもしれません
電源ケーブルと簡易マニュアルが付属していました。箱は妙にでかいです。
A4用紙、クレジットカードのサイズと比べるとした画像のような感じ。
1.6kgほどあるので片手で持つとズッシリきます。持ち歩けはないくらいです。
続いてはキーボード。グラつきはなく打鍵感はしっかり、個人的には好印象のキーボードです。
ノートパソコンにしてはしっかりした押し心地です。
一応は日本語キーボードですが、エンターキーが小さく、0の位置が変則的、右のシフトキーがありません。
0の位置についてはマウスコンピューターなどのテンキーつきタイプもそうなので、珍しいわけではないですけどね。
側面の様子。
microSDカードスロット、イヤホンジャック、USB3、HDMI端子などを装備。
電源端子とイヤホンジャックがほぼ同サイズで電源ケーブルがイヤホンジャックにもささっちゃうので気を付けましょう。
ドンキPCなどでもある現象ですね。中華あるあるなのでしょうか。
画面は非常にクリア!
視野角も広く斜めから見ても問題なく見られます。
ただ、CPUはやはり貧弱で、ウィンドウズアップデートなどが裏で動いてるとめちゃくちゃ重いです。
それ以外のときは比較的スムーズ。YouTube見たりする分には全然問題なかったです。
ただ、エンターキーが小さいので文字入力時にたまに落ち間違えます。
ゲームプレイは絶望的。1万円で買ったノートパソコンではなんとか遊べたウマ娘もこのマシンではカックカクでした。
Officeインストール済みでHome and Business 2019。
この手のPCのオフィスは法人向けのボリュームライセンス(非正規ライセンス)が使われてることが多いのですが、それには該当してなかったです。
ただ、プロダクトキーは付属してなかったので超怪しいです。Yahoo!知恵袋でもこんな投稿が。
このサイトでは深い部分の紹介はしていませんが、分解もしてみました。
ツメが硬く開けるのが怖かった割に、素人目に簡単に部品交換できる部分はありません。
ヒートシンク下に多分CPUがあるのでしょうか。面倒だったので開けませんでした。
SSDを装着してるM.2スロットは分解しなくてもいじれます。
ずばり、有りなのか無しなのか
使ってみての感想としては無し寄りの有りです。
CPUの貧弱さがネックではあるのですが、Amazonでのユーザーレビューも概ね良好ですね。
やはりレビューでもキーボードが一癖ある点を気にするコメントや、付属のOfficeのライセンスが怪しいとのレビューも見られました。
Officeは非正規ライセンスかもしれませんね(いったんは使えるが突然使えなくなる可能性アリ)。
この辺りは保証を受けられる可能性も低いので自己責任で使いましょう。
オススメは13.3インチの2022年モデル。旧2モデルはWindows 11には非対応
2021年10月にWindows 11が登場しました。
残念ながら旧2モデルは搭載されているCPU(Celeron N3350、Celeron N4350)がWindows 11には対応してませんのでアップデートはできないものと思われます。
10.1インチのNK-4020T、2021年モデルのNK-4020はWindows 11アップデート対応です。
2022年モデルのNK-4020SはWindows 11搭載モデルです。
製品仕様比較とリンク
今から買うなら2022年に登場した13.3インチ モデルであるNK-4020Sが良いように思いました。
価格は1万円ほど高くなるのですが、メモリ・SSD共に優秀な上にWindows 11が搭載されて、おりなかなか条件の良いPCと言えるでしょう。
機種名 | NAT-KU NK-4020S (13.3インチ 2022年モデル) | NAT-KU NK-4020S (13.3インチ 2022年モデル) | NAT-KU PC NK-4020 (14.1インチ 2021年モデル) | NAT-KU PC NK-3350 (旧14.1インチ)販売終了? | NAT-KU PC NK3450B (15.6インチモデル) |
OS | Windows10 Pro (Windows 11対応) | Windows 11 Pro | Windows10 Pro (Windows 11対応) | Windows10 Pro | Windows10 Pro |
CPU | Celeron N4020 | Celeron N4020 (型番から推測) | Celeron N4020 | Celeron N3350 | Celeron N3450 |
Passmarkスコア | 1593 | 1593 | 1593 | 1146 | 1935 |
メモリ | 4GB | 8GB | 4GB | 4GB | 8GB |
ディスプレイ | IPS 13.3インチ 1280×800ピクセル タッチパネル | IPS 13.3インチ 2560×1600ピクセル | 14.1インチ 1920×1080 | 14.1インチ 1920×1080 | 15.6インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 128GB | SSD 256GB | SSD 64GB | SSD 64GB | SSD 256GB |
サイズ | 25 x 16.5 x 1 cm 950kg | 30.4 x 21.5 x 1.98 cm 1.5kg | 32.8 x 21.7 x 2.28 cm 1.6kg | 33 x 22 x 2cm 1.2kg | 24.2 x 35.9 x 2 cm 1.6kg |
バッテリー持続時間 | 5時間? | 5〜7時間 | 3時間? | 8時間 | 5時間 |
オフィス | Microsoft Office 2019 | Microsoft Office 2019 | Microsoft Office 2019 | Microsoft Office 2019 | Microsoft Office 2019 |
参考価格 (2022年1月時点) | 34,800円 | 44,800円 | 29,800円 | 29,800円 | 44,800円 |
13.3インチ モデルのNK-4020Sは、15.6インチモデルよりはPassmarkスコアの面で劣ります。
とはいえ、長く使っていくことを考えたときに「Windows 11が動く」というメリットはかなり優先度の高い事項です。
14.1インチにこだわるなら同価格帯でスペックがNAT-KU PCの上位モデルに近い「TENKU Slimbook14 ノートパソコン」もオススメです。
10.1インチ2021年モデル NK-4020T [タッチパネル搭載]
初めて使った時はWindowsアップデートで時間がかかったかな。
それ以降の起動は早いよ。
Officeがついてきたけどライセンス違反のやつだった💢
13.3インチ2022年モデル NK-4020S[オススメ!]
14.1インチ2021年モデル NK-4020
請求書作ったり、ネットサーフィンしたりするのには充分。
音に関しては静かだよ。
お得なんだけどdeleteのすぐ横に電源ボタンがあるから押し間違っちゃう💦
15.6インチ旧モデル NK-3450
普通に使えるノートパソコンって感じ。液晶も綺麗。
スピーカーの音質は安っぽいね。
Officeがライセンス違反のものっぽい。
本体の左側が熱くなるのが心配!
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