
Amazonを見てたら見知らぬメーカーのPCがあったのでチェックしてみました。
中国製パソコンにありがちな絶妙な性能に見えます。
BOCCONIについて
海外のノートパソコンブランドです。
公式ストアの住所が深圳市(中国)なので中国のPCブランドで間違いなさそうです。
ただし、検索しても企業サイトを見つけることができずブランドとしての信頼性はいまいちかも。
大雑把な評価
13.3インチと標準的なサイズで1.25kgと重さは割と軽め。
軽量でバッテリーの持ちも良いので持ち運びにピッタリのノートパソコンです。
数値的なスペックで言うと、同価格帯の国内メーカーPCよりは高め。
逆に言うと中国メーカーPCとしては標準的なスペックです。
中国製のものを選ぶなら、メーカーとしての実態がはっきりしてるChuwiなど選んだ方がいまのところは安心かも。
Celeronであることを除けば優秀スペック
処理性能は最低ラインよりは上でメモリも十分に備わってるので、ネットを見たり、ExcelなどのOffice作業は快適にこなせそう。
CPUスコア: 2450
パソコンの速い・遅いに大きく影響するCPUの計算速度を評価値です。
当サイトではPassMarkという検査ツールの値を目安としています。基本的には数字が大きいほど高性能です。
1000~3000 | 遅め。ネット閲覧・軽めのExcel/Word作業・ブログ編集などなら普通に使える。 多人数でのZoom会議は厳しい。 AtomやCeleronという名前のCPUは大体これ。 |
3001〜5000 | Excel/Wordの本格的なビジネス利用のスタートライン。 フルHD動画の再生も快適。 PhotoShopでの写真加工もできるがもっさりする場面も。 |
5001〜8000 | Zoom会議やPhotoShopでの写真加工も快適に行える。 |
8001~ | 通常利用の範囲ではかなり快適。 複数のソフトを同時起動しての作業や、動画編集やゲームなど高負荷の作業も可能。 |
とはいえエントリー向けCPUのCeleronの中でも低位なCPUなのでもたつく場面があるのは覚悟しましょう。
ストレージは速いとされるSSD。
ストレージ容量が256GBとかなり余裕があるので、アプリケーションのインストールや大量の写真の保存などしても安心です。
フルHDで情報をたくさん表示できますが、想定的に文字は小さくなるので細かい文字が見にくいという人は設定変更が必須です。
液晶は高画質とされるIPS。視野角が広い(斜めからみた時も色が綺麗に見える)ので動画鑑賞や写真加工などの発色を重視する作業にはいいですね。
地味にタッチパネル搭載しています。
コスパは高めだが強くおすすめはしない
キーボードの言語に関する記述がなかったですが、おそらく英字キーボードです。
記号などの並びが日本のものと一部異なるので気をつけましょう。
オフィスはついてないので、ExcelやWordといった作業をしたい方は別途購入・契約の必要があります。気をつけましょう。
約4万円、メモリ8GB、SSD256GBでタッチパネル搭載、トータルでみたときのコスパは悪くないですが、現時点でおすすめできるかと言うとNoです。
すでに近い価格帯で優秀なノートPCが他にあります。
現時点で購入するのは人柱になる覚悟が必要と言えそうです。
製品仕様とリンク
機種名 | BOCCONI Y1308 |
OS | Windows10 Home |
CPU | Celeron N4100 |
Passmarkスコア | 2450 |
メモリ | 8GB |
ディスプレイ | IPS13.3インチ 1920×1080 タッチパネル |
ストレージ | SSD 256GB |
サイズ | 310*210*12.8 mm 1.25kg |
バッテリー持続時間 | 7時間 |
オフィス | なし |
参考価格(2022/05/10時点) | 38,999円 |
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