2021年7月16日から発売されたASUS B1100FKAのeMMC128GB搭載モデル「B1100FKA-BP0482RA」について考えてみます。
そこまで性能は高くなさそうだしOSの「Windows 10 Pro Education」っていうのが気になるんだけど何か違うの?
Windows 10 Pro EducationはWindows 10 Proをベースにした教育機関向けのエディションみたいだね。学校向けの管理機能が追加されてたり、音声アシスタントのCortanaが無いなどの違いあるみたい。
このASUS B1100FKAについては学校向けを意識されてるみたいだからその点にも注目して確認してみよう。
子供が使っても壊れないよう、頑丈さを重視したノートパソコン
11.6インチと標準的なサイズで1.4kgと一般的なノートパソコンの尺度で考えるとやや重めのPCです。
というのも公式サイトにも書かれているように、教室移動や課外授業などを考慮した頑丈さを重視したPCのようです。
ゴム性のバンパーで保護されているなど、落下衝撃にも耐えられるよう頑丈さが強くアピールされています。
一見コスパは悪いですが、頑丈&筆圧ペン対応(ASUS Pen付属)であることを考えると妥当な値段ではないでしょうか。
ペンが本体に収納できるなど、紛失防止を考慮した作りも好印象です。
性能は及第点ギリギリといったところか
処理性能はかなり最低ライン寄りでメモリの少なさもやや不安。
とはいえ、ネットを見たり、ExcelなどのOffice作業するといったことは一応こなせそう。
ただし色々ソフトを立ち上げるのには厳しいでしょう。
ストレージが一般にSSDより遅いとされるeMMCですが、容量自体は128GBあるので普通に使う分には困らなそうですね。
(同じく教育機関向けを意識したアイリスのノートPCの倍の容量)
もちろん超余裕というわけではないので、アプリをたくさん入れるなどすると空き容量に気を使う場面が出てくるかもしれません。
画面についてはちょっと不安が残るかも。
11.6型と長時間使うには少し小さいサイズですし、光沢感のあるグレア液晶なので蛍光灯下などだと画面の反射が気になるかもしれませんね。
一応、ブルーライト軽減機能などはついてるみたいです。
細かいところはさすが学習用
性能面は不安ではありますが、トータルでみた時の費用対効果は決して悪くありません。
最低限の条件は満たした性能や頑丈さに加え、
- スマホのようにカメラの外内両側搭載
- 画面タッチ入力とキーボードを裏側に回すタブレットスタイルへの対応
- 筆圧対応のペンの標準付属
など、色々な場面での活用を考慮した装備類はさすが教育機関向けモデルといったところでしょう。
画面がやや小さいですが、ファンレスらしいので静かですし、その頑丈さを考えるとパソコンの扱いに不安がある大人が使うのもアリなのでは?
Amazonレビューを見るとまぁまぁ肯定的意見
前モデルのAmazonレビューも見てみました。
教育機関向けのモデルということでレビューは少なめでした。
- 起動・終了は速い
- キーのタッチ感、ペンの反応が意外と良い
- スピーカーは底面にあり音質は良い
- ニコニコ動画などの再生も問題ないが、高画質設定だとややカクつきあり。
- Education modelとあるが普通に使える
- 本体は厚くて剛性を感じる(一方で、本体が見た目以上に重く感じるという意見も)
- 画面の解像度が低い
- アップデートに時間がかかる
といった感じでした。
やはり性能面による遅さ・カクつきはあるものの、あまり多くを求めなければ選択肢としてはありかもしれませんね。
製品仕様とリンク
機種名 | ASUS B1100FKA (B1100FKA-BP0482RA) |
OS | Windows 10 Pro Education |
CPU | Celeron N4500 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | TFT11.6インチ 1366×768 タッチパネル |
ストレージ | eMMC 128GB |
サイズ | 幅294.6mm×奥行き204.9mm×高さ20.0mm 1.4kg |
バッテリー持続時間 | 10.7時間 |
オフィス | なし |
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