
今回は小ネタとしてWindows搭載プロジェクタをテーマに実用性を検討してみます。
Makuakeにて「ついにプロジェクターにもWindowsが搭載へ。先進的モバイルプロジェクター」という触れ込みのプロジェクタが登場していたので軽くチェックしてみます。
調べたら10万以上してたので当サイトの通常の取り扱い範囲ではなかったのでご愛嬌。
で、サイトによるとこういった特長があるとのこと。
・ありそうでなかった!?Windows搭載モバイルプロジェクター
https://www.makuake.com/project/hotus-h2/
・手帳サイズ、軽量設計で持ち運びを快適に
・高い明るさ、コントラストを誇り、美麗な映像を実現
・リモコンにより直感的なマウス操作が可能
・有線、無線にかかわらず様々な方法での入出力が可能!
パソコンとしての性能は以下の通りです。
OS | Windows10 |
CPU | Atom X5-Z8350 |
Passmarkスコア | 911 |
メモリ | 4GB |
解像度 | 1280×720 |
ストレージ | SSD 128GB |
オフィス | なし |
参考価格 | ¥198,000 超早割¥138,600 |
CPUスコア: 911
パソコンの速い・遅いに大きく影響するCPUの計算速度を評価値です。
当サイトではPassMarkという検査ツールの値を目安としています。基本的には数字が大きいほど高性能です。
1000~3000 | 遅め。ネット閲覧・軽めのExcel/Word作業・ブログ編集などなら普通に使える。 多人数でのZoom会議は厳しい。 AtomやCeleronという名前のCPUは大体これ。 |
3001〜5000 | Excel/Wordの本格的なビジネス利用のスタートライン。 フルHD動画の再生も快適。 PhotoShopでの写真加工もできるがもっさりする場面も。 |
5001〜8000 | Zoom会議やPhotoShopでの写真加工も快適に行える。 |
8001~ | 通常利用の範囲ではかなり快適。 複数のソフトを同時起動しての作業や、動画編集やゲームなど高負荷の作業も可能。 |
はい、なかなか厳しいですね。
面白い商品ですが、値段に対してパソコンとしてのスペックが低すぎるのは致命的です。Window 11に非対応でしょうし、動いたとしても性能が低すぎます。
これから書く内容は想像ですが、バッテリーも内蔵しているので、プロジェクタ、パソコン部分、バッテリーの各部が熱を持つのでかなり熱を持ちそうです。
5万円を切るくらいなら活路もありそうでしたが、値段相応の価値があるかと聞かれると個人的には微妙なところです。
どうしてもコンパクトに持ち運びたいのであれば、モバイルプロジェクタとUMPC(超小型のノートパソコン)を組み合わせて使うほうが現実的ではないでしょうか。
なお、調べたら紹介ページもありました。
詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
なかなか挑戦的ですが課題も感じられる商品でした。
まともに動くパソコンが欲しい方は普通にノートパソコンを書いましょう。
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