アイリスオーヤマから発表されたノートパソコン「LUCA Note PC」が一部で話題になっています。高いとの評価もありますが果たしてどうなのでしょうか。
OS | Windows10 Pro |
CPU | Celeron N4100 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | 14インチ 1920×1080 |
ストレージ | SSD 64GB |
サイズ | 約323 x 219 x 19mm(突起部除く) 1.3kg |
バッテリー持続時間 | 9時間 |
オフィス | WPS Office |
概要
あのアイリスオーヤマがノートパソコンに参入、そのスペックで良くも悪くも話題になっています。
当社は、シンプルなデザインで操作性や静音性に優れた「LUCA Note PC」を、2021年3月25日よりインターネット通販や全国のホームセンターを中心に販売します。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、日本政府はICT※1を活用したテレワークや大学を中心としたオンライン授業を推奨しています。また、文部科学省が推進するGIGAスクール構想※2は、2023年度を目標に小学生から高校生までの1人1台の学習者用端末の導入や校内LAN整備の標準化、緊急時における家庭でのオンライン学習環境の整備への実現を提唱しており、デジタル教育化は一層、加速しています。
出典:https://www.irisohyama.co.jp/news/2021/?date=0322
オンライン学習やテレワークを想定したパソコンとなっているそうです。
14インチとノートパソコンとしては大きい部類で1.3kgと重さは割と軽め。
据え置きでも使いやすく、持ち運びも容易な程よいサイズ感のノートパソコンです。
にもかかわらず悪目立ちしてるのは価格が49,000円(税別)だからでしょう。コスパは悪い部類のパソコンです。
性能について
さて、肝心のスペックですが全体的に低めと言わざるをえないですね。
容量が64GBと必要最小限なので、あまりあれこれ入れるのには向いてなさそうです。
処理性能は最低ラインよりは上でメモリの少なさがややネックですが、ネットを見たり、ExcelなどのOffice作業は一応こなせそう。ただし色々ソフトを立ち上げるのには厳しいでしょう。
コスパはあまり高くないですね。
液晶のサイズが14インチと大きめなので、画面の大きさを重視する人にはおすすめです。
フルHDで情報をたくさん表示できるのもポイント。きめ細かい映像が楽しめます。
その他
オフィスとしてMicrosoft Officeの互換品であるWPS Officeが付属してきます。限りなくExcel、Wordっぽいものが付属してくるので、個人用途で使う分には不自由なく使えるでしょう。
とはいえ、この性能で約5万なのは費用対効果の面ではかなり低い印象です。
「GIGAスクール構想」の基準を満たしたパソコンではあるのですが、その基準自体が最近の最低ラインとされるスペックを下回ってるのでどうしようもありませんね。
ちょうど最近別メーカーから同サイズのノートパソコンが発表されていますが、そちらと比べると・・・。
リンク先の記事で実際に比較も行ってるので気になる方は読んでみてください。
実際の品質・動作感は?
かなりフリーク向けの内容ですがパソコンレビューでおなじみの吉田製作所さんが早くもレビュー動画をアップしていました。
基本的に辛口レビューなチャンネルなのでその前提でみられるのが良いかと思います。
クセのある内容ですが(私は割と好きです)、外観の雰囲気や動作感はよくわかると思います。
強いて良い点を挙げるとすれば・・・
強いて良い点を挙げればWindows10がProである点や、ファンレスなので静音性に優れてそうな点でしょうか。
(その分、熱を持ちそうな不安も)
ネット通販の他、ホームセンターなどでも購入が可能なそうなので入手のしやすさだけは強み。
個人用で買うなら、割り切って安価な中古パソコンを買うか、他メーカーのエントリーモデルを購入した方が満足度は高そうです。
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