
先生〜!
パソコンのメモリっていくつがいいの?

新品のノートパソコンでも4GBというものが少なくないけど、これから買うなら8GB以上がおすすめだよ
4GBでもなんとかなるけど、可能であれば8GBに。
パソコンの性能に大きく関わる3要素
パソコンの性能を決めるものはいろいろありますが、性能に直結するものとしてはCPU、メモリ、ストレージの3つが代表格と言えるでしょう。
パソコンを人の行動に例えた時、CPUは人、メモリは作業する机、ストレージは本棚に例えられることがあります。
メモリは「8GBにしろ」という意見もあれば「16GBあっても足りない」といった意見も見かけますが果たしてどのくらいが必要なのでしょうか。
当然ながらメモリが多く備わってるパソコンは相応に高額になります。
目的によって必要な大きさは変わる
現実の机も、メモ帳にちょっと買い物メモを書くだけなら小さい机で十分ですが、勉強する時なら参考書やノートを広げたり、イラストを描くなら大きな紙や画材を広げたりと、目的によってそれなりのスペースが必要ですよね。
パソコンのメモリも机と一緒で、目的によって必要なメモリの量は変わってきます。
ネットで軽い調べ物やエクセルでちょっと家計簿をつけたいような方であれば8GB、多少割り切れば4GBでも十分です。
逆に、本格的な動画編集をしたいとか、3Dのゲームをバリバリ遊びたいという方であればやはり16GB以上欲しいところです。
ちなみに、これはWindows、Macでほぼ共通の目安です。
一部例外としてChromebookは4GBでも十分に動きますが、予算に余裕があれば8GBのモデルにしておいた方が使い勝手は良いかと思います。
メモリが大きければ大きいほど速くなるわけでもない
安価なパソコンだと4GB程度のものも珍しくないですが、これは実は結構ぎりぎりのサイズ。
現実で言うと、ノートを広げられるくらいの小さな机をイメージするといいでしょう。
そこで食事をしようと思えば一度ノートをしまう必要がありますし、参考書を一緒に広げるにはちょっと狭いサイズ、4GBのメモリはそんなイメージです。
このサイトでは特に強くは推していませんが、8GBくらいのパソコンにしておくと良いでしょう。
主な利用方法はネット閲覧だとしても、たまに画像加工やちょっとしたゲームを遊ぶなどといった事をするときにも比較的快適に使うことができます。
では、大は小を兼ねるの発想で、16GBや32GBの大容量メモリがあれば際限なく早くなるかといえばそうでもないのがポイント。
現実の机のように大きすぎて場所をとってしまうなんてことはないですが(笑)、必要以上に広い机があってもスペースを持て余してしまって特に作業は楽になりませんよね。
それと一緒で、パソコンのメモリも目的にあったサイズにしておくのがコスパ面で優秀と言えそうです。
例外としてMacBookなどを買うなら大容量メモリもアリ、なぜなら・・・
蛇足ですが、MacBookのような軽量ノートパソコンなどを買うときは、予算の許す範囲で大容量メモリのモデルを買っておくこともオススメします。
理由2点あります。
あとからのメモリ増設などができない点
ライトユーザーの方はされないと思いますが、パソコンの多くはメモリの増設・交換が可能です。
最初に少ないメモリサイズのパソコンを買っても目的に応じて増設ができちゃったりするんですよね。
これが、MacBook Airなどに代表される軽量のノートパソコンはできない場合が多いです。
軽量化のため、部品がコンパクト化されていて、基盤に固定されてしまっているんです。
価値が落ちにくい点
モノにもよるのですが、例えばMacBookなどを新品で買った場合は数年経ったときにも価値があまり落ちず、「売却」を視野を入れることができます。
こういったときにやはり上位のモデルの方が性能も高く、重宝される傾向があるようにみています。
1つ目の理由にも書いたようにあとからの性能の底上げもできませんからね。
パソコンのメモリは8GB以上を目安に
目的によって適切なメモリサイズは変わります。
いろんな用途で使う人なら16GB以上なども視野に入りますが、ネット利用などが主だというライトユーザーの方なら8GB程度で十分でしょう。
以上、参考になれば幸いです。
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