タブレットとしてもPCとしても使えるFRONTIERの新型2in1タブレットです。
ここ半年で登場した近い性能の2in1タブレットとも比較してみます。
ちょっと割高感はあるかな。
機種名 | FRT230P |
OS | Windows10 Pro |
CPU | Celeron N4020 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | IPS10.1インチ 800×1280 タッチパネル |
ストレージ | eMMC 64GB |
サイズ | 本体 約260(W)×約174(D)×約10(H)mm 0.635kg キーボード 約260(W)×約174(D)×約13(H)mm 0.5kg |
バッテリー持続時間 | 6.2時間 |
オフィス | なし |
安価な2in1タブレットとしてはよくある性能
後半で触れますが、ドンキの2in1タブレットと近い性能、サイズ感のPCです。
CPUはこの手のPCとしてはまだマシな方で、一応ネットを見たり、軽めのExcel作業はなんとかできそう。
ただしメモリは4GBなので色々なソフトを同時に使うような使い方は厳しいでしょう。
本体は軽いので、普段はタブレットとして持ち歩き、たまにExcelなどのビジネス系の作業やブログの執筆をしたいという人には向いていそうです。
ストレージが一般にSSDより遅いとされるeMMCなのがちょっとネック。
容量も64GBしかなのであまりあれこれ入れるのには向いてなさそうですね。
携帯性は優れてるものの画面はやや小さいので、自宅でも長時間使うという人は気をつけた方が良さそう。
液晶は高画質とされるIPS。視野角が広い(斜めからみた時も色が綺麗に見える)ので動画鑑賞や写真加工などの発色を重視する作業にはいいですね。
CPU性能分だけ頭一個出てるがコスパはやや微妙?
ここ半年くらいで出てる似たようなタブレットと比べてみました。
機種名 | FRT230P | サイエルインターナショナル 8.9インチWINDOWS PC3 MW-HDW8000 | ドン・キホーテ ジブン専用PC&タブレットU1C |
OS | Windows10 Pro | Windows10 | Windows10 Home |
CPU | Celeron N4020 | Celeron N3350 | Celeron N3350 |
Passmarkスコア | 1620 | 1164 | 1164 |
メモリ | 4GB | 4GB | 4GB |
ディスプレイ | IPS10.1インチ 1280×800 | 8.9インチ 2048×1536 | 10.1インチ 1280×800 |
ストレージ | eMMC 64GB | eMMC 64GB | eMMC 64GB |
サイズ | 本体 約260(W)×約174(D)×約10(H)mm、0.635kg キーボード 約260(W)×約174(D)×約13(H)mm、0.5kg | 約221x169x10.3mm 0.97kg | 247x166x10〜20mm 0.995kg |
バッテリー持続時間 | 6.2時間 | 6時間 | 6時間 |
参考価格 | 32,800円 | 29,800円 | 21,780円 |
サイズ感はドン・キホーテの2in1タブレットより微妙に大きいくらい。
ストレージやメモリは一緒ですが、CPUが若干性能の良いものになっていますね。
キーボードの微妙なクセに注意
気を付けておきたいのはキーボード部分。
MW-HDW8000がやや変則的なキーボードなのに対し、FRT230PはドンキPC同様に比較的標準的なキーボードのようです。
ただし、BackSpaceの位置が少し変わっておりDelキーと並ぶ形で、¥のキーが妙に大きいのでその辺は慣れが必要そうですね。
他の類似製品より高いが高いなりの強みもあり
USBポートなどの拡張は他と同様にイヤホン端子、HDMIポート、SDカードスロットなど標準的なポートが揃っています。
CPUの違い以外にも地味にWindows10がProだったりする点もこのPCの強みですが、その差のためにドンキPCより1.5万円多く支払う価値があるかどうかは意見がわかれそうなところです。
それぞれのPCで強みが違っているので、予算とニーズとのバランスを見ながら選ぶのが良いでしょう。
ホビー用途ならコスパの良いドンキPC一択かと思うのが個人的見解です。
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