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ChatGPTや画像生成に高性能なパソコンは必要なの?

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ぱそわんこ
ぱそわんこ

最近、AIで文章とかイラストとか簡単に作れるようになったんだよね?

ボクも興味があるんだけどどんなパソコンを用意したら良いのかな?

さとこよ先生
さとこよ先生

ChatGPTとかのことだね。ここ最近、一気にAIブームがやってきていろんなAIサービスが登場きているね。目的によって必要なパソコンの性能は変わるので少し詳しく説明するね。

結論としては、ちょっと試すだけなら「普通にウェブサイトを見られるパソコン」があれば十分です。

ChatGTPをはじめとした最近の技術革新により、AIが一気に身近な存在となってきました。文章の自動作成、画像の生成、音楽制作など、AIの幅広い応用が可能になっています。これらを統括して生成AIと呼ぶことが一般的です。

今では個人レベルでも生成AIを使って創造的な作業を行えるようになりました。このような多様なAIの活用は、膨大なデータの分析と学習によって支えられています。AIはデータからパターンを学習し、それを基に新しいコンテンツを生成しています。これらの高度な機能を実現するには、かなりの計算能力が必要で、従来は超高性能なパソコンが必要でした。

次のセクションでは、生成AIの種類と利用に適したコンピュータについて詳しく解説します。

生成AIを使うにはローカルとクラウドの2種類がある

AIを活用するには、「ローカル」と「クラウド」の2つの方法があります。
(分類の仕方は正確なものではありませんが、わかりやすく区別する意味でこの2種類で表現いたします)

ローカルでは、自分のコンピュータで直接AIを動かします。これには、高性能なCPU、GPU、メモリ、大容量のストレージが必要です。一方、クラウドでは、計算処理をクラウドサービスに委ねます。

生成AIを料理に例えると、自宅のキッチンで料理を作るには広いキッチンや料理器具を揃える必要がありますが、ウーバーイーツのようなデリバリーサービスを使うと注文だけで良い、ということに似ています。

ローカルでは、必要なデータや生成AIのプログラムを用意しそれを動かすだけのPCが必要となるため、初期投資が大きく、メンテナンスが必要です。ただ自分のPCで完結するため生成の際にネットに繋がっている必要もなく、情報が流出するようなリスクも少ないです。

クラウドは初期費用が少なく済む場合が多く、手軽に利用開始できるメリットがあります。ただし、インターネットへの接続が必須である他、外部に情報を委ねるため、プライバシーやセキュリティに注意が必要です。

ローカルで生成AIを使うには数十万クラスのパソコンが必要

ローカルで生成AIを利用する場合、一般に数十万円クラスのパソコンが必要になります。決して理不尽に高い値段ではなく、高性能なCPU、高度なグラフィックボード、大容量のメモリ、そして速い読み書き速度を持つSSDなど、生成AI処理に必要な条件を揃えるために必要な部品を揃えるための価格です。

中でもグラフィックボード(GPU)は、特に画像生成の分野などでグラフィックボードの性能が重要視されます。構成次第では価格の8〜9割がこのグラフィック部分の価格です。

既製品からPCを探すのであれば、AI用(Deep Learning用)を謳っているパソコンを探すか、ゲーミングPCを候補に入れるのが良いでしょう。必要な予算は目的によって異なりますが、20〜60万くらいを目安にしておくと良いでしょう。

余談ですが、グラフィックボードが重要視されるのは画像を生成するからグラフィックの性能が重視されるのではなく、グラフィックボードの持つ並列処理(同時に複数の計算を行う)がAIに適しているからです。強引に先ほどのように料理の話に例えると、CPUが凄腕シェフが1名、GPUが普通の調理師が5名といったところでしょうか。給食を作る時は後者の方が早く作れますよね

クラウドで済ませるなら激安パソコンでもOK

クラウドサービスを利用すれば、比較的低スペック、低価格のパソコンでもAIを体験することができます。
人間と話すようにチャットできることで話題のChatGPTやBing AI、画像生成のStable Diffusion(ローカル版もあり)、Midjourney、音楽生成のSuno AIといったサービスは全てクラウドサービスです。

クラウドサービスでは、計算処理がすべてリモートのサーバーで行われるため、お手持ちのパソコンは基本的な操作とインターネットへのアクセスができれば十分です。大概はプロンプトと呼ばれるし自分を入力し、その情報をクラウドに伝えて生成処理を実行してもらいます。

このアプローチの利点は、大きな初期投資をせずに最新のAI技術が利用できる点です。例えば、数万円程度のエントリーレベルのノートパソコンや、さらに安価なタブレットでも、基本的にインターネットに接続ができてブラウザが動作すれば利用可能です。ほとんどのサービスはユーザー登録するだけで利用でき、手軽にAIを始めることが可能にです。AI技術に初めて触れる人にとっては理想的な選択肢です。

色々割り切るならスマートフォンや、1万円台の激安中古パソコンでも利用可能です。

また、自前でAIのためのハードウェアのアップグレードやメンテナンスの必要がない点もメリットです。もちろん利用の際に料金がかかる場合が多いですが、多くのサービスは柔軟な料金体系を持ってます。ChatGPTは基本無料で使える他、上位プランも月額生です。他のサービスの多くも使用量にに応じて料金が発生し比較的低コストで済みます。だいたい1,000円〜3,000円/月が目安でしょうか。

ただし、クラウドを利用する際には、インターネット接続が必須になりますし。データのセキュリティやプライバシーに関する懸念も考慮する必要があります。

ビギナーはクラウド!無料から試せるサービス多数

AI技術への入門としては、クラウドサービスを利用するのがおすすめです。
特に初心者や、予算に制限がある個人にとって、AI技術に触れる手軽な方法です。多くのクラウドサービスは、無料で始められるプランを提供しており、即座に各種生成が可能です。

生成対象
ChatGPTテキスト
(有料版だと画像も)
無料で利用可能
(有料版だとより高機能)
Bing AI
(Copilot)
テキスト、画像無料
(ログインしてないと5回まで)
Stable Diffusion画像DreamStudioで25クレジット(125枚相当)分が無料
Suno AI音楽50クレジット(10曲相当)/日が無料

これらのサービスは、誰でも簡単に生成ができるUIが用意されているので、初心者でも容易に利用可能です。また、クラウドサービスは常に最新の技術を提供しており、ユーザーは新しいアップデートや機能をすぐに試すことができます。AI分野は急速な技術進化の最中なので自前で環境を用意した時と比べた際の大きなアドバンテージでしょう。

ただし、無料プランでは利用制限が設けられていることが多いです。本格的な利用の際には有料プランへのアップグレードが必要になる場合がある点は覚えておきましょう。

このように、クラウドサービスはAI技術に手軽にアクセスするための効果的な手段であり、ビギナーには特におすすめです。

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