
安いノートを探してたら「N100」って書いてあって、これって良いCPUなの?他にも似たような名前がたくさんあって混乱してきた。

N100は安いノートの定番CPUで、ネットやOffice中心なら十分使えます。ただ、予算を少し上げると「Core i5」や「Ryzen 5」が載ったモデルも見えてきて、そちらの方が長く使いやすいことも多いです。
安いノートパソコンのスペック表には「N100」「Core i5」「Ryzen 5」といったCPUの名前が並んでいます。これらはパソコンの「頭脳」にあたる部品の型番で、グレードが違えば快適さも変わります。
ただし、型番の名前だけで善し悪しは判断しにくく、「Core i5なら何でも速い」「N100は遅い」とも一概には言えません。この記事では、Amazon・量販店で実際に出回っているCPUを中心に、初めて選ぶ人向けに整理します。
予算5万円台ならN100 / N150は有力候補。7万円台以上まで出せるならCore i5(第12・13世代)またはRyzen 5搭載モデルを比較すると、長く快適に使いやすくなります。どのCPUでも、メモリ8GB・SSD 256GB以上を先に確認してください。
CPUで何が変わるの?
CPUはパソコンの「頭脳」で、アプリの起動やネット閲覧・文書作成など、あらゆる処理を担当しています。グレードが高いほど複数の作業を同時にこなしやすくなります。
ただし、日常の使い方(ネット・メール・Office・動画視聴)では、CPUのグレードよりもメモリとSSDの容量の方が「重い・遅い」という体感に直結することも多いためあくまで指標の一つと思ってください。CPUを比べる前に、まずメモリ8GB・SSD 256GB以上かどうかを確認するのが、失敗しない選び方の基本です。
PassMarkスコアで見る性能の差
CPUの性能を数値で比べる指標のひとつに「PassMark」があります。多くのパソコン比較サイトで使われている客観的なベンチマークで、数字が大きいほど処理が速いことを示します。
以下はPassMarkのCPU Markを約100点単位に丸めた参考値です(PassMark cpubenchmark.net、2026年9月25〜26日確認)。スコアは投稿データにより変動します。販売価格は本体構成や時期で変わるため表には載せていません。
| CPU | PassMarkスコア | N100との比較 |
|---|---|---|
| Ryzen 5 7535HS | 約17,600 | 約3.3倍 |
| Core i5-1335U(第13世代) | 約13,800 | 約2.6倍 |
| Core i5-1235U(第12世代) | 約12,400 | 約2.3倍 |
| Intel N150 | 約5,300 | ≒同等 |
| Intel N100 | 約5,300 | 基準 |
この表から読み取れることが3点あります。
- N100とN150はほぼ同じ性能(差は約1%)。「N150だから速い」は誤解です。
- Core i5(第12・13世代)はN100の約2.3〜2.6倍。複数作業の余裕が大きく違います。
- Ryzen 5 7535HSはN100の約3.3倍。同価格帯でCore i5より余裕があります。
ただしPassMarkはあくまで参考値です。同じCPUでも、搭載されているノートPCの冷却設計やメモリ構成によって体感速度は変わります。
N100 / N150:安いノートの定番
PassMarkスコアで見ると約5,300前後と、上位のCPUとは大きく差がありますが、ネット・メール・WordやExcel・動画視聴といった日常的な使い方なら問題なくこなせます。
消費電力が低く、薄型・軽量の本体に採用されることが多いのも特徴です。持ち運びをメインにするサブ機として割り切って使う場合にも向いています。
N100とN150はPassMarkで約1%しか差がないため、「N150の方が速い」という期待はほぼ意味をなしません。どちらか安い方・構成の良い方を選べば十分です。
ただし、ブラウザのタブを10個以上開く・ZoomをつなぎながらOfficeを使う・複数のアプリを同時に立ち上げるといった使い方では重さを感じやすくなります。
Core i5(第12・13世代):一段上の快適さ
PassMarkでN100の約2.3〜2.6倍のスコアを持ち、同時作業の余裕が大きく違います。第12世代のCore i5-1235U・第13世代のCore i5-1335Uは比較対象にしやすい型番です。販売価格はメモリ・SSDなどの構成も含めて確認してください。
Zoomをつなぎながら資料を確認する・複数のブラウザタブとOfficeを同時に開く・動きの多いウェブページをストレスなく閲覧するといった場面で差を感じやすいです。3年以上使う予定がある・仕事や学習でそこそこ使い込むなら、Core i5搭載モデルを予算の上限として考えておくと後悔が少ないです。
Ryzen 5 7535HS:同価格帯でCore i5より余裕
PassMarkでN100の約3.3倍、Core i5-1335Uより約27%高いスコアを持ちます。Lenovo IdeaPad Slim 3やNEC LAVIEにも搭載例がありますが、販売中の構成と価格は個別に確認してください。
Core i5と同じ価格帯で見つかるなら、処理の余裕という意味ではRyzen 5 7535HSの方が有利です。ただし、画面・重さ・バッテリー持ちなどはCPU名だけでは分かりません。普段使いなら、本体全体の使いやすさも比べましょう。同じ予算ならメモリとSSDの構成が良い方を優先する考え方が実用的です。

じゃあ結局、自分の予算だとどれを選べばいいの?

予算と使い方で整理すると分かりやすいですよ。

予算・用途別の目安
予算5万円台・ネットとOfficeがメイン
N100 / N150搭載モデルで十分です。ただしこの価格帯はメモリ4GB・eMMCのモデルも混在しているため、CPUより先にメモリ8GB・SSD 256GB以上かどうかを確認してから選んでください。条件を満たす新品が見つからない場合は、Amazon整備済み品も選択肢になります。
予算7〜10万円台・長く使いたい・仕事や学習でも使う
Core i5(第12・13世代)またはRyzen 5 7535HS搭載モデルを探すと、選択肢が広がります。メモリ16GB・SSD 512GBの構成も候補に入るため、CPUのグレードと合わせてメモリ・SSDの構成もセットで確認するのがポイントです。
「Core i5ならOK」は半分正解・半分誤解
「Core i5」という名前がついていても、世代が古いモデルは性能が大きく落ちます。中古や整備済み品の説明文に「第6世代 Core i5」「第7世代 Core i5」などと書いてある場合、PassMarkスコアはN100を下回ることもあります。
新品で選ぶ場合は第12世代以降を目安にすると安心です。中古・整備済み品を選ぶ場合は、Windows 11対応かどうかと合わせて世代を確認してください。
CPUより先に確認すること
改めて強調しますが、安いノートPC選びで最初に確認すべきはCPUよりもメモリとSSDです。2026年のメモリ価格上昇の影響で、安いモデルほど構成が削られやすくなっています。スペック表を見るときは次の順番で確認してください。
- ①メモリは8GB以上か(できれば16GB)
- ②ストレージはSSD 256GB以上か・eMMCではないか
- ③そのうえでCPUのグレードを確認する
まとめ
- PassMarkでN100(約5,300)とN150(約5,300)はほぼ同じ性能。N150だから速いは誤解
- Core i5(第12・13世代)はN100の約2.3〜2.6倍のスコア。マルチタスクの余裕が大きく違う
- Ryzen 5 7535HSはN100の約3.3倍。同価格帯でCore i5より余裕がある
- 普段使いならCore i5とRyzen 5 7535HSの体感差は小さい。同じ予算ならメモリ・SSD構成が良い方を優先
- 「Core i5ならOK」でも古い世代は要注意。新品なら第12世代以降を目安に
- どのCPUを選ぶ前にも、メモリ8GB・SSD 256GB以上を先にチェック

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